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最強のアルミバイクに乗る②

乗り味というところで「アルミ」という材質だけが
関係しているわけでないと考えています。

バイクを左右に振るのが「軽い」という特性については
材質だけでは説明できないと思うからです。

現在「Sサイズ」に乗っています。
「モンテグラッパチーム」のシートチューブ長さが490mmに
設定されているのに対し「モンテクワトロ」は460mmにして
います~30mm短いだけでフレーム全体の重心は低くなります。
最強のアルミバイクに乗る②_a0386742_22164676.jpg最強のアルミバイクに乗る②_a0386742_22164028.jpg



これは停車時にトップチューブをまたぐのを「楽」にする為で
左右に振るのが「軽い」というのにも繋がったのではないかと
考えています。
それだけではなく「BBハイト」も少しだけ下げているので相乗効果が
発生したのではないでしょうか?
「Sサイズ」なのでヘッドチューブが「XSサイズ」より長くなっている
から、30度ステムでハンドルポジションを下げています~
最強のアルミバイクに乗る②_a0386742_22163200.jpg



フレームのジオメトリーは日本で設計された完全オリジナルなのです。
日本人が乗りやすい数値に仕上がっています。
寸法を決める為に計算式を「エクセル」で構築して「1mm単位」で
調整したから結構自信があるのです。
これは「ザフィーロ」の設計でも同じで構築に苦労した分、良い物が
出来たと思っています。

今回使用した「6000系」のアルミチューブがジオメトリーにマッチング
した奇跡のフレームに仕上がったのかもしれません!?

フレーム剛性は「アルミ」らしく地面からの突き上げは「カーボン」に
比べてキツく感じられますが、不要な「硬さ」はありません。
パイプの「径」や「厚さ」で調整されています。

ゼロスタート(加速)の良さがエントリーモデルの必須条件だと思っています。
初めてロードバイクに乗る人は「走りの軽さ」に感動すると聞きます。
30km/hまでの加速に特化した結果になっているのは「狙い」通りだった
かもしれません。
バイクを左右に振る「軽さ」も上りのダンシングでかなり有利になるはずです。


出だしの「軽さ」を追求した結果、上り坂をシッティングかダンシングか
どちらで走るのに向いているか実走テストするのを楽しみにしています。



@服部産業サイクリング部





by hattorisports3 | 2020-05-05 00:00 | 軽量おぢちゃん
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