ニューモデル：フィランテ SLR

いよいよ公表できる時がやってきました!!

フィランテ SLR

ゼロ SLRをベースに新たなエアロダイナミクス理論を採用・より空気抵抗を少なくしウィリエールのエアロロード史上最軽量(カタログ値：870ｇ)に仕上げたフラッグシップです。

最高のパフォーマンスを得るためにディスクブレーキ・電動変速専用のフレームになります。

更にはホイールの脱着が簡単に行えるスピードリリース規格も採用しています。

スルーアスクルを完全に引き抜かなくてもいいので、パンク修理の時などに便利です～。

もう少し詳しく知りたい方はマビックのHPへ～。

気になる完成車重量はMサイズでアルテグラDisc Di2(スプロケとチェーンは105グレード)/キシリウムPro UST DISC仕様で7.5kg。

更にウィリエールカーボンホイール：ULT38に換装すると7.2kgに・・・。

例えばフィランテをデュラエースDisc Di2でアッセンブルすると約200ｇの削減。

ホイールをROVALのアルピニストCLXにすれば約400gの削減(キシリウムをベースに考えています)。

Ｍサイズをベースに簡単な妄想をするだけで6kg台に仕上げることができるのは優秀ですよね！？

もしかしたら5kg台も狙えるか？

最近ダリモがモデルごとに設定されている専用シーポスト形状に合わせた軽量シートポストをオーダーメイドしてくれるらしいですし。

魔改造してハンドルを変え、某アンダー1000gのホイールにしてetc・・・。

〈余談①〉

フィランテSLRはコラムスペーサー(脱着可能な分割式部分)のMAX値が35mmになりました。(付属するのは30mmで、+5mm分は別売)

というのも、ステアリングコラムが一般的な〇型になって強度を増すことができるようになったらしいです。

(チェント10 Proなどの一部モデルはD型のステアリングコラムになっています)

個人的にはアップライドポジションが好きですし、ゼロ SLRでは時々スペーサーを30mm以上入れるオーナーさんもいると聞いたことがあるので嬉しいことです。

〈余談②〉

ウィリエールから送られてきた資料に超有名選手のフィランテSLRについてのコメントがあったので訳してみました。

(翻訳ミスしていたら🙇)

・ペダルを回し始めた瞬間から体になじんだ。ニューバイクに初めて乗ったときに、このような感覚は滅多にない。

　今まで経験したことのない反応性とハンドリング精度、素晴らしいモデルだ。

ーヤコブ・フルサンー

・ペダルを回し始めた瞬間から、この反応性の高いバイクの凄まじい加速、高速での優れたエアロ効果に気づくだろう。

　下り坂でも安定感があり、コーナリングでは自分が取りたいラインを取りやすく、加速するのが非常に簡単だった。

ーダニエーレ・ベンナーティー

(補足)ダニエーレ・ベンナーティ：イタリア人のスプリンター。ジロやブエルタでポイント賞、ツールでもステージを獲ったことのあるすごい人。山岳もある程度こなせるサガンみたいな人。

　　　　　　　　　　　　　　　　

〈余談③〉

正式発表前のいくつかの試乗会にこっそりと試乗車を持って行って様々な方に乗ってもらいましたが口を揃えて言われるのが

「硬い」

これを良いと感じるか、悪いと感じるかは人それぞれ。

レースメインで活動している、負荷を高くして短距離しか走らないという人には非常に好評でした。

サイクリングなどのマイペースで走る人たちにはゼロ SLRが好評でした。

自身も乗ってみましたが振動吸収性は非常にいいですが皆さんが言うように硬いです。

Cento10 Airより格段にです。

踏み込んだ際の脚当たりがガチガチで有名なチェント1 SRを彷彿とさせました。

そのおかげで特に立ち上がりの加速の凄まじさは体感できました。